転職活動中のエンジニア人口に対する求人枠の現状

《実際に転職を考えているエンジニア人口は?》

実際に転職を考えているエンジニア人口は?

人材確保が難しいエンジニア業界。
IPA(情報処理推進機構)が毎年発表している『IT人材白書』によると、現在我が国には約84万人のIT人材がいるそうです。
これだけのIT人材がいるのだから、エンジニアの人材確保はさほど難しくない、むしろ応募すればいくらでも集まってくるのではないか?と思ってしまいますよね。
ところが、ある調査では「転職したい」というエンジニアは約2割、「絶対に転職したくない」というエンジニアは約1割、残りの7割は「どこかいい企業があったら転職したい」と考える『転職潜在層』と呼びます。
潜在層のエンジニアたちは、いつかもっとやりがいのある企業へ、もっと給与の高い企業へと移籍したいと考えながらも、そうは都合の良い移籍先がないために腰を上げることができない状態です。
潜在層へのアプローチが容易になれば、スキルがある良い人材を好待遇で迎えることも可能になるわけですが、実際にはそうはカンタンにいかないのが現状なのです。

≪転職活動中のエンジニア人口に対する求人枠ってどのくらいある?≫

転職活動中のエンジニア人口に対する求人枠ってどのくらいある?

エンジニアのうち転職を考えている人口は約2割とお話ししましたが、実際の求人枠はどのくらいあるのでしょうか?

エンジニアの求人募集を中心に展開している複数の人材サイトを利用して求人数を調査した結果、概ね2,000社、人数にして約5,000人の求人情報が掲載されていました。
さらに、エンジニアに限らず求人募集を掲載している別の大手サイトを調査すると、公開・非公開の合計求人数は1万7,000件以上。
大手サイトには「実は今すぐに応募がなくてもいいが、一応は掲載してもらっている」という求人情報が少なくないので、このような案件は除外していくとしても1万人以上の求人枠があるでしょう。
ということは、エンジニア募集のサイトと大手サイトの求人枠を合計すると、少々の重複を除外したとしても1万5,000人近くの求人枠があることになります。
ある転職サイトが公表しているエンジニアの有効求人倍率は3倍以上。
言い換えれば「エンジニアを獲得できる企業は3社のうち1社だけ」ということになります。
エンジニア側にしてみれば引く手数多の状況ですが、有能なエンジニアを求める企業として
は、いかに潜在層にアプローチして人材を確保するのかが鍵となっているのです。

コラム一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です