《月労働時間156時間〜161時間が平均》
エンジニアは労働時間が長いイメージがありますが、勤務時間にして1ヶ月156時間〜161時間くらいが平均です。
政府調査によると他の職業を含めた平均労働時間は181時間程度とされているため、エンジニアだから必ずしも労働時間が長くなるわけではない現状が分かります。
平均的な水準より大幅に勤務時間が長い組織はエンジニアにとっての負担が大きくなって、労働時間の長さに不満を感じたエンジニアが辞めてしまうと人員確保が難しくなります。
残業についての明確なボーダーラインは、労働基準法の1ヶ月45時間を意識しましょう。
この水準より残業が多い状態なら、人員補充や管理体制の見直しをする必要があります。
休日出勤や深夜残業など、勤務時間を超えた労働に対しては賃金の割増支給も必要になり、企業にとってはコスト増になります。
休日出勤や残業が多いことで心身ともに疲弊していき、体調を崩すエンジニアが相次げばスケジュールに遅れがでる事態になりかねません。
優秀なエンジニアを確保するのが難しい時代だからこそ、休日出勤や残業過多の職場環境改善に向けた対策が必要でしょう。
≪作業効率を重視した評価システム≫
勤務時間が長すぎると、集中力低下から作業ミスが増えて、クライアントからの評価にも関わってきます。
繁忙期に残業や休日出勤が発生した場合、落ち着いたら代休を与えるなどメリハリをつけた働き方も考慮しましょう。
残業が目立つ部署に派遣エンジニアをアサインさせて、人員不足を補う方法もあります。
派遣エンジニアを入れてもなお残業が改善されないケースでは、エンジニアの意識改革が必要でしょう。
勤務時間内に任された仕事を終わらせるのが基本であり、効率的な働き方が評価される組織体制を作ることによって、エンジニアの取組みも変わってきます。
残業や休日出勤が多いことがマイナス評価になりうることへの理解を促し、メリハリをつけた働き方を推奨しましょう。
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